新フォント、MonMomarを公開した。

Noto Sansをもとにしたフォントなので、"No Tofu" という命名にちなんで、「無内容がない」という意味の、MonMomarとした。
このフォントは、自作のイジェール語フォントエディタを使って作成した。イジェール語のグリフはラテンアルファベットと形状が似ているものが多いため、似たグリフはコピーしたうえで、似たグリフがない文字に関しては部品から組み立てるつくりとなっている。文字の作成についてはオリジナルがあるので特に苦労はないが、困ったのはカーニングの方である。カーニングはTaやVAのような良くある組み合わせが存在するが、イジェール語では字形が異なるために、ラテンアルファベットの知見は使えない。そこで、右が縦棒、左が縦棒、A型、V型… などのグルーピングや、ut、IDなど、イジェール文字上でカーニングに気を付けるべきペアをあらかじめ指定しておいて、簡単にカーニング調整ができるような仕組みを作った。

仕組みの構築にはそれなりに時間がかかったが、Opus5.5がリリースされて使用量に余裕ができたことで、比較的楽に組み立てることができたのは良かった。
最初はカーニング調整事態をAIに実施させようとしていたが、どうにもガタガタになってしまいうまくいかなかった。観点を伝えてもうまくいかなかったので、結局ツールの実装に注力させて調整自体は自分でやることにした。裏方仕事や事務仕事は全部任せることができても、最終調整はまだ自力でやるしかないようだ。