書式
【類義語】
【対義語】対となる単語を挙げる。反位語とは限らない。
【上位語】【下位語】包含関係にある語について、上下関係を示す。
【関連】関連語がある場合。
【参照】まとめて複数の単語を比較するなどしている場合。
【省略】略語と省略元。
【同意】俗語など、同じ意味の別単語
【参考】
【語法】語義に関する情報。複数の意味を持つ単語の場合、「1. 」の形式で対応する語法を列挙する。
【文化】語義を離れて、その単語にまつわる文化的説明事項。
【用例】
【語源】ない場合は語源不詳か、明白な派生語である。
品詞タグ
【名詞】通常の名詞のほか、「猫の額」のような複数語からなる語を含む。
【代名詞】
【固有名詞】
【記述詞】形容詞、副詞の双方を含む。形容詞として用いる場合と副詞として用いる場合のどちらかしか意味が記載されていない場合が多いが、その場合でも形容詞と副詞の双方の意味を持つ。
【法性記述詞】モダリティを表す記述詞。
【助詞】
【間投詞】ええ、や、ああ、うわっ、こんにちは等が含まれる分類。単独で文を形成し得る。挨拶もここに入る。
【慣用句】イディオムの内「足が出る」や「鯖を読む」のように、活用するものをいう。このタグは、有縁性(構成要素が保つ意味との関連性)が希薄で、元の単語の意味から句の意味が想像しがたいものにつける。意味は緯語における直訳の後、対応する日本語訳を記述する。
【ことわざ】イディオムの内「勝てば官軍」や「仏の顔も三度まで」のように、活用しないものをいう。単独で句を形成し、文中で使用するときはことわざ全体で単独の名詞の様に扱う。このため、登録語としては大文字で始める。意味は緯語における直訳の後、対応する日本語訳を記述する。
【接頭辞】単語の頭について、別の単語を生成する接辞。その生成結果の品詞が固定される場合、その品詞タグもつく。
【接尾辞】接尾辞。その生成結果の品詞が固定される場合、その品詞タグもつく。
分野・属性タグ
【前置】前置記述詞
【蔑】蔑称
【卑】スラング
【雅】雅称、尊称
【略】略語
【俗】俗語、口語
【文】文語、専ら書き言葉にのみ用いられる言葉
【堅】形式張った言い方
【法】法律用語
【化】化学
【物】化学
【宗】宗教
【医】医療
【生】生物、動物
【軍】軍事
【天】天体、天文
【言】言語
【数】数学、算数
【音】音楽
【挨拶】挨拶
【気象】気象
【運動】スポーツ
【海運】船や海運関連
【航空】航空関係
【機械】機械工学
【電算】ソフトウェア、電子機器関連
【地名】地名、国名等
【緯】イジェール人に関する独自文化
【服飾】服装関係
語源欄について
語源欄は{造語者/言語略称:単語|意味}のスタイルである。
造語者は
無表記:ざすろん
cal:かりぐら
略称は
r:ラルネセンガ
a:アンコルシェ
u:不明
en:英語
i:イジェール語
i.a:イジェール語宗教語
i.s:イジェール語セコーレ方言(旗艦方言)(明示が必要な場合のみ)
i.k:イジェール語カイコ方言(探査艦方言)
i.t:イジェール語ティタウィーニ方言(資源循環艦方言)
ru:ロシア語
de:ドイツ語
zh:中国語
合成語の場合、それぞれの単語について語源を記し、+で繋ぐ。元の単語と意味が大幅に異なる場合は元の単語の横に”|元の意味”を表記する。外来語の場合は”語源略称:元の単語|意味”のフォーマットになる。
語義が変化した場合は”|原義>|変化後の意味”で意味のみを、語形が変化した場合は変化前と変化後の両方の綴りのみを示す。*は現在では廃用になった語を表す。
タイトルの通り,OneNote側の問題が多すぎて挫折した.問題点はいくつかあるが
- ウェブアプリ,デスクトップPC,ストアアプリと3つに仕様が分かれており,それぞれできることが違う
- OneDriveと連携して同期を行うが,この連携がむしろ面倒さを増している
- そもそも同期がうまくいかないことが多い
という3点の問題が原因.
1.3つに仕様が分かれており,それぞれできることが違う
OneNoteにはウェブアプリ,デスクトップ用ソフト,ストアアプリの3つの仕様がある.例えば,既定フォントの変更はデスクトップ用でしかできない.OneNote2016は無料公開されているが,DLページは非常にわかりにくい.
ストアアプリ版のOneNoteがインストールされていると,このページが表示されて,一見インストール出来ないように見える.自分はこの画面からインストーラのDLリンクを探すだけで1時間位消費した.また,64bit版と32bit版のOfficeは共存できないため,上の画像の「Windows デスクトップ」というところからDLできる32bit版をDlしてインストールするのが正解である.
2.OneDriveとの連携で面倒が増えている
OneNoteのノートは,OneDrive上に作成される.しかし,これがかなり曲者だ.そもそも,OneNoteではソフト上でノートを削除できず,エクスプローラ上でノートのファイルを直接削除する必要がある.
OneNote上での右クリックメニュー.ここから削除はできない.
では,エクスプローラ上では削除できるかというと,実はこれもできない.エクスプローラ上で削除しようとすると,下の通知が出る.
従って,Webアプリ版のOneDriveにアクセスしないと,ノートの削除はできない.面倒すぎる.
そもそも同期がうまくいかないことが多い
見ての通り.同期がうまくいかないと,ノートの移動やコピーすらままならなくなる.
このあたりで流石に使う気が失せてしまった.何かの参考になれば.
明らかにこの「キライ」ではない.
今回は「海の中っぽさ」を出せなかった点で,かなり悔いが残る結果だった.光の柱がいくらか表現できていれば,入射光のゆらめきが海の中っぽさを出せたのかもしれない.
【分析哲学講義:青山 拓央著】を読み終わった.以前から,ロジバン関係の話題で分析哲学や言語哲学についての話を目にすることが多かったため,分野としては気になっていた.しかし,この手の学問は入門書を探すのが難しく,どこから手を付けたものかと迷っていた.この本は,「分析哲学とは何か」から,現在もさかんに論じられるトピックについてをおおまかに知ることが出来る.個々の哲学者の詳細な意見にまでは触れられないが,基本的な考え方や,主要な哲学者の観点については十分に解説されている.
この本で触れられている分析哲学の主要トピックは,
- 「意味」とは何か
- 「心・意識」とは何か
- 「今」とは何か
の3点にまとめることができる.意味の話を突き詰めると言語哲学に接続していき,心の話を突き詰めると心の哲学に,今と時間に関する話を突き詰めると時間と時空の哲学に細分化していく.
自分のことを「理屈っぽい」と思う人には,おすすめできる本である.「哲学なんて馬鹿馬鹿しい,そんなものは不要だ」と考える人にも,一読の価値はあるかもしれない.哲学の価値についてコメントしたくなる人は,哲学に一歩足を踏み入れているからだ.「哲学なんてどうでもいい」と考える人よりは,哲学に近い位置に居るだろう.
科学に重きを置く人,特に工学よりも理論を研究する分野の科学者にとっても,これらの話題は重要であると思う.特に,「時間は過去から未来に向かって流れるものだ」という常識的な考え方が,数式や法則の解釈を誤らせる可能性については,心に留めておく必要がある.時間の話題ほど直接的ではなくとも,意味に関する諸問題は,科学において重視される再現性と連続している.一見対局に位置するように思われる哲学と科学だが,その領域は連続的につながっている.
巻末には参考文献や,本書の内容に興味を持った人が次に読むべき本についてまとめられている.入門書としては非常に良いものであると感じた.
Cities:Skylines のアップデートがあって,昼夜の概念が導入された.非常に美しい.そして,このアップデートとは別にDLC,AfterDarkが販売された.これによって繁華街を作ることができるようになった.
美しさが増すと,ますますSimCityの立つ瀬がなくなるな……
本日変更を行った点の覚書.変更の原因や目的についても記す.
主要格の定義変更
主要格の定義を「主格,対格,与格,属格の4つ」から「主格,対格の2つ」に変更した.この変更の目的は,所有属格による動名詞の過剰な多義化を防ぐことにある.
元々,イジェール語における動名詞は所有属格と記述属格の双方で修飾することが出来る.所有属格によって修飾された場合,修飾している名詞は動名詞に対して主要格として振る舞うことが想定される.記述属格によって修飾された場合,修飾している名詞は動名詞に対して主要格以外として振る舞う.例えば,arka「怒り」に対して,re「私」を用いて,res arka「私の怒り」と,arka ren「私の怒り」の二種類の修飾が可能である.前者はarkae「(主格が対格を)怒らせる」に対する主要格として振る舞うので,res arkaは「私が怒ること」「私を怒ること」の2つの意味を持つ.arka renは「私のために怒る」「私のことで怒る」等の解釈が可能である.この例では主要格が4つであろうと2つであろうと差はないが,取りうる格が多いafe「(主格が対格を奪格から与格に対して処格で出格を出発地点として向格を目的地として)乗り換えさせる」等の場合,res afeの意味は「私が乗り換えさせること」「私が乗り換えること」「私に乗り換えること」と過剰に多義化する.また,この例から明らかなように,属格が主要格に数えられている意味は無い.これを防ぐため,主要格は2つとなった.
終了相の廃止
以前おかゆと話していて,イジェール語は相体系が後方側に詳しすぎるという問題を認識していた.これは,状態遷移動詞を中心に組み立てられたイジェール語の体系に対して,その遷移後状態の終了点を相で表すのはおかしいという観点での話だ.例えば,「立ち上げる」という動詞を考えると,「立ち上げ終わる」=「立ち上がった状態の開始点」であり,この辺りまでが自然な相対系であろうという話である.イジェール語では,更に後方側に「立ち上げ終わった状態が終わる」=「元の状態に戻る点」が-itteの終了相として実装されていた.
私がこの相をしばらく廃止しなかったのは,-itteraの完結相では,いつの間にか状態が元に戻っていることが前提となっていて,そこに違和感を覚えたからだった.終了点を明示する方法がないのに,終了してある状態を表す方法があるのは,対応が取れていないと感じたのだ.しかし,これは状態遷移の方向をひっくり返す接頭辞,am-を厳密化したことにより概ね解決した.通常の状態遷移動詞-eが0→1を志向する時,それを元に作られたam-eは1→0を志向する.こうしておけば,従来-itteで示されていた終了点は,am-etで表現可能である.
以前の相体系にはもう一つ問題が有り,日本語や英語における過去時制が,-itteに対応するのか-itteraに対応するのかが明確ではなかった.終わった点を表す場合は-itte,終わった後の領域を表す場合は-itteraとしていたが,そもそも時制がないので,終わった直後の点とその後の領域を指定できるマーカーはなかった.つまり,時間マーカーがないのに,時間によって-itteと-itteraを使い分けようとしていたわけで,矛盾した体系だった.この問題も,全て-itteraに統一することで解決した.完結相本来の「物事内部の局面を無視して,外部から動作全体が完結済みであることを示す」という意味と照らしあわせても,こちらの体系のほうが整然としていて運用しやすい.
以上の理由により,-itteの終了相は廃用となった.
おかゆとSkypeしながら更に考えたシステム.背景から合わせてメモしておく.結構大きく変わった.特に大きな変更点は,句法と文法という二重構造に変化したこと.
本システムの目的
本手法は
- 必須性によらずに文の表しうる概念リストに言及するため
- 句レベルで生起する現象と文レベルで生起する現象を分けて言及するため
に考案された.
マーカーシステムの概要
本手法では,マーカーとパラメーターというふたつの概念を導入することによって,概念と表層の分離を試みた.また,句法と文法という二重構造を用いることで,語彙レベルから句レベルへのパラメータ収集規則と,パラメータ同士のやりとりによる一致現象を分けて記載する.
まず,句法について説明する.句はパラメーターを持ち,初期値は未定義である.マーカーは句が表しうる意味範疇のうちのひとつに対応しており,特定のパラメーターを持つ.また,マーカーはその標示が必須である必須マーカー,他のマーカーと同じパラメータを持つか下位のパラメータを持つ場合のみ許可される従属マーカー,それ以外の非必須マーカーに分類できる.句中にマーカーを置くことで,マーカーが持つパラメーターを句に代入することができる.ここで「句」とは,「必須マーカーを中心として構成された単語群」のことを指す.
例えば,英語においては時間マーカーは必須マーカーである.そのマーカー:パラメーターリストを下記に示す.
- [マーカー:パラメーター]
- [動詞の原型:現在]
- [will+動詞の原形:未来]
- [動詞の過去形:過去]
- [had+動詞の現在完了形:大過去]
また,従属マーカーとしてtwo days ago や tommorow といった[時間を表す副詞(節)]を取ることが出来る.これらの要素は動詞句を形成する.
次に,文法について説明する.文法は,句法レベルで収集された「句のパラメータ」を,「文のパラメータ」にどのように反映させるかを表す.また,句同士のパラメータの授受についても規定する.
例えば,英語の時間についての上記の例を引き継ぐと,文法は次のように書ける.
- {文の時間パラメータ←動詞句}
- {従属節の時間パラメータ←文}
ふたつ目の規則で,従属節の時制の一致が扱われている.
このシステムにはいくつかのメリットがある.
- 標示が必須か否かに概念が左右されない
- 他の言語におけるマーカー形態に左右されない
- マーカーが表す概念を無限に拡張可能である
- 文レベルの現象と句レベルの現象を分けて記載可能である
1.標示が必須か否かに概念が左右されない
前述の通り,文法範疇はその標示が必須か否かによって区別される.本手法では,全てのマーカーが必須というわけではないため,非必須要素についても同列に扱うことができる.「英語ではテンスで表される時間概念って,中国語ではどう表すの?文法範疇ではないことは知ってるんだけど,時間そのものは表せるでしょ?」という質問を「中国語の時間マーカーってどうなってるの?」と単純に尋ねることが出来るようになる.テンスやアスペクトと言った用語に含まれる強制性のニュアンスを除去して,時間や局面の概念そのものへの言及を容易にすることができる.
2.他の言語におけるマーカー形態に左右されない
ある言語においてマーカーが副詞で標示されている場合に,自言語では屈折で標示されているとしても,マーカーの表示方法の如何とマーカーが表す概念とは分離しているため,そのことで扱いを変える必要はない.このことは,例えば時間概念をどの程度細分化して表現し得るかを考える際に,どの標示形態についての話なのか(活用なのか,接辞なのか,副詞なのか等)で混乱をきたすことがなく便利である.
3.マーカーが表す概念を無限に拡張可能である
例えば対象がヘビ的であるか否かを区別する「ヘビ性マーカー」を用意することができる.任意の概念Xに対して,「概念Xのマーカー」を考えることが出来るため,拡張性に優れる.
4.文レベルの現象と句レベルの現象を分けて記載可能である
一致現象は文レベルの現象であり,それぞれの句の規則として列挙すると猥雑である.本手法では,句レベルの規則と文レベルの規則は分離しているため,一部の規則について見直しを図っても,他の部分には影響を与えない.