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記述詞

  • 初版:2013年09月29日
  • 更新:2022年07月25日

記述詞とは

記述詞とは、形容詞と副詞を合わせたもののことである。基本的に修飾対象に後置する。イジェール語では、形容詞と副詞は形態上の差が無い。そのため、合わせて記述詞と呼称している。何を修飾するかによって形容詞的用法と副詞的用法とに使い分けられる。形容詞として振る舞うときは名詞の後ろに置き、副詞として振る舞うときは動詞の後ろに置く。ただし、名詞の属格、kunのような指示代名詞の記述詞形、否定記述詞のsien、mon、疑問記述詞のmin、semin、mekinだけは前置する。

名詞の記述詞派生

名詞は規則的に記述詞に派生させることができる。旧文法においては記述属格と呼ばれていたものであり、-(i)nを後置することで名詞を修飾する語を生み出せる。

  • dir > dirin | 赤 > 赤い
  • Ameka > Amekan | アメリカ > アメリカの、アメリカ的な
  • anneka samun > anneka samun in | 小さな女の子 > 小さな女の子の

  • seti dirin|赤い星
  • seti dirin bakin|赤くて大きい星(記述詞同士は並列)
  • hiresk dirin samun|赤くて小さい服(記述詞同士は並列)
  • eigep anneka samun in|小さな女の子の家(入れ子)(文語的)
  • eigep annekan samun|小さな女の子の家(入れ子)(口語的)
  • eigep annekan ta samun|小さくて、かつ女の子の家(並列)
  • Kun eigepef samin.|この家は小さい。
  • Mara, kun iz’ihamiriu!|見よ、この楽園を!
  • Kun iz’ihamiri ican ef reris vasie iebizikin.|この美しい楽園が私達の永遠の夢なのだ。

上記の例のように、記述詞を入れ子にするか否かで意味が変わることはない。本来は3番目の例が正確な語順だが、著しく意味が取りにくくなるため口頭では避けられることが多い。このため、並列であることを意味するためには、明示的にtaを挿入しなければならない。