動詞を中心とした派生語・複合語の実例
- 初版:2021年11月10日
- 更新:2022年02月22日
イジェール語では、複数の方法で派生語を作ることができる。
動詞からの派生
主要格に関しては格と位置が厳密に定まっているため、一意性が高い。
- Viarkif acu tirage.|帯が落下を防止する。
- acdirage|落下防止する
- viarki acdiragin|落下防止する帯
- Orkaf fentau nume.|男が酒を飲む。
- fentanume|飲酒する
- orka fentanumen|飲酒する男
記述詞の複合
修飾語と被修飾語を倒置して語幹を接続して作る。
- viarki acdiragin|落下防止する帯
- acdiragviarki|落下防止帯
- per dirin|赤い旗
- dirber|赤旗
- fenta numin|飲むことができる酒
- numventa|飲用酒
上記2種の複合
- Viarkif eiur acu tirage.|帯が高所からの落下を防止する。
- Viarki acdiragin ein|高所の落下防止の帯
- Viarki eiacdiragin|高所落下防止の帯
- eiacdiragviarki|高所落下防止帯
- Orkaf kovera fentau nume.|男が食事処で酒を飲む。
- Orka fentanumin koven|食事処で飲酒する男
- koveventanumorka|食事処飲酒男
従って、一度主要格+動詞を基にした派生語を生成した後は、結局はどの格でも動詞との複合語が形成できる。