Blender Game Engine に手を出す
- 2013年06月28日
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- タグ: BGE, Blender
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最近はBlender Game Engineに手を出してる.
というのも,Untyはどうにもとっつきにくい部分があったのよね.自分はプログラムのテクニックや,テクニックの身に付け方をあまり知らないのでCGの側のテクニックで(ある程度速度や柔軟性を犠牲にしても)対応できる方が好ましい.
そこで手を出したのがBGE(Blender Game Engine).これはBlenderに初めから同封されているゲームエンジンで,ノードエディターと似たようなインターフェースを使えば,プログラミング皆無でもゲーム制作が出来る.
何より自分が助かったのは,Blenderでのaction(ムービーの構成要素となる,ひとかたまりの動きのシーケンス)を使って動きの無茶を利かせられるところ,オブジェクト同士の親子関係を動作にもそのまま活かせるところとか.まあ,後者はUnityでもできるんだけどね…
これは中央の陣地を護るタワーディフェンスゲームのひな型を作ろうとしているところ.カメラも砲もインターフェースパネルも親子関係を利用すれば簡単に連動させられるのですこぶる楽.
こっちはSTG.実はこれが最初にBGEで作ったゲーム.疾走感を出すために奥で星を吐き出すオブジェクトが高速回転していて,そこからランダムに星が飛び出して後ろへ飛び去って行くようになっている.親子関係を使うことでかなり楽をしている.
キーボード入力やマウスオーバー,アクション同士のスムーズな合成(ジャンプしながら前進するなど)も最初からBGEの機能として搭載されているので本当に簡単.
ただ,最初にどういうゲームを作りたくて,何を取得して何をするのかという設計をしっかりしておかないと,全体の見通しがものすごく悪くなるので注意が必要.プログラムを使わなくていい反面,すべての状況を俯瞰し難いからだ.
Pythonを使えばもっとすっきり,かつ複雑な事も出来る.なのでPythonが使える人にもおすすめ.