はし
もともと「はし」は、「箸」、「橋」、「端」のように間のあるものを意味する語として使われていた。鳥の「くちばし」もそうである。このよういに「やまとことば」の「はし」はゆたかな意味をもっている。
め、はな、み(み)
ところで、古代人は、顔を体から独立した別個の生命体と考えていたようである。つまり、め「芽(目)」をだしたり、はな「花(鼻)」を咲かせたり、み「実(耳)」を結んだりするものと考えていた。
日本語史講義ノートより引用
これはなかなか興味深い.こういうの見てると,イジェール語にも古語というか,造語用の語根群をつくろうかという気になる.ちょっと作ってみよう.
ひょんなことからテルミンって単語を作ってみよう!と思ったので自分なりのプロセスを書いておこう.
まずテルミンについて調べる
テルミンは元々ロシアの楽器で,ロシア語だとТерменвокс(チルミンヴォークス)に近い発音の物らしい.近接レーダー研究の副産物として生まれた代物で,大々的に広まっているわけではないが熱狂的なファンが居る…という代物.簡単なものなら自作できるらしい.ということは,電子工学の下地が無いと維持できないが,そこまで高度な技術や設備は必要ない訳だ.
テルミンがどういう由来でイジェール王国に入ってくるか考える
イジェール王国は宇宙移民船団の末裔で,そのルーツは地球にある.なので,出港時点ではテルミンについて知識はあっただろうし,物好きが1台くらいは持ちこんだり作ったりしてるだろう.とはいえ,その後混乱期が訪れて,過去の記録とはこの時期に殆ど断絶している.生きるのに必須ではない上,ピアノやヴァイオリンの様に社会的ステータスに結び付くわけでもないテルミンがこの時期を生き残れるとは思えない.という訳で,「地球に居たころからの慣習でもともとある」という説はなくなる.
長いのであとは続きで
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