viewportを設定し,スマホやタブレットではタッチに最適化した要素が表示されるようにサイトを修正した.判定基準はユーザーエージェントにおけるデバイス情報ではなく「画面サイズが512px以下か否か」なので,PCでも横幅を狭くすると表示を試すことができる.デバイス情報を用いないことで,新デバイスが登場する度にきちんと表示されるか心配になる必要はない.viwport設定でwidth=device-widthと設定してあるので,大抵のスマホ端末では幅が512px以下に設定されるので,適切に誘導されるはずだ.NexusやKindleでは幅が500px以上あるので,PCサイトと同様の見た目になるはず.
もともとこのサイトはdiv要素やp要素にclassとidを大量に付与して,CSSで見た目を制御していた.そのため,スマホ用サイトを新たに立ち上げるよりは,CSSにメディアクエリを使って制御したほうが楽だ.主に弄ったのは
- !important 設定によるリンク要素の強制ボタン化
- floatを設定した要素の幅をそれぞれ100%にすることでサイドバーを下に移動
- 画面幅が狭い時はトップメニューをfloat化してボタン化することで押しやすく
といったところ.トップメニューは上下のボーダーを上書きした上で,#topMenu ul li で基本的な設定を施し,#topMenu ul li:nth-child(2n)で偶数番目のボタンに対してfloat:right;を設定してある.基礎的なことを組み合わせるだけでも,だいぶわかりやすいサイトは作れるとわかったので良かった.
前のスタイルシートはどうにも洗練されていなかったので,各所改修した.初めは既成の他テーマを使おうかと思ったのだが,どれも英文に最適化されていて,日本語でいい感じの見た目になるものが少なかった.特に,漢字はラテンアルファベットに比べて大きくないと判別しにくいという特徴があるので,アルファベットに最適化されたものだとどうにも見難い.かといって,文字サイズを単純に大きくすると,今度は一行あたりの情報量が減りすぎて見難くなってしまう.結局,今までのテーマを改修した方がいいという結論になった.
主な改修点は
- 番号付きリストと番号なしリストで微妙に表示がずれていたのを調整した
- サイドバーとメイン部分の境目がわかりにくかったので線を入れた
- メイン記事部分のマージンを減らして幅を広くして読みやすくした
- moreリンクや新旧記事へのリンクがわかりにくかったので,大型ボタン化した
- 新旧記事リンクとページ送りの文言が同じ「新しい/古い記事へ」になっていたので,機能毎に分離した
- 画像の枠が太すぎたので縮小した
- タグリンクを枠で囲った
- サイドバーのタグクラウド領域を縮小した
- Author情報を常に標示するようにした
- サイドバーを右側に移動して,記事のほうが目につくようにした
- 検索結果やタグ機能がうまく動作していなかったのを,きちんと動作するように修正した
特に検索やタグが機能していないのは致命的だったので,早急に修正した.query_postsの動作を理解するまでなかなか時間がかかったが,一度理解してしまえば簡単なもので,arrayで引数をまとめてquery_postにはその配列を引数にしてやれば良いだけだった.この方法なら,新しい分類が増えてもすぐに対応できるので楽である.
しかし,もともと自分がサイトを立ち上げる時に使い出したhtmlとcssを魔改造してWordpressテーマにしてまで使い倒すというのは,なかなか面白いもんだ.もちろん,最初作った時にこんな事になるなんて思ってなかったしね.
タイトルの通りのことを実現できた.この効果は思っていたより絶大で,MMD用モーションデータというライブラリ(しかも,使われることが前提になっていて写真トレス問題みたいなことが起こりづらいので気軽に試せる!)がBlenderリソースとして使えるようになる.これはポージングのテストで,FreeStyleと組み合わせて使っている.
具体的な方法は続きに書いた.
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拳銃はこんな感じの形になりそうだ.前のバージョンと比べると構造についての理解が深まって,排莢口とエキストラクタの位置が変わっている.それと,ハンマーも小さくなり,バレルも短く,反対側にはスライドストップがついた.セーフティとマガジンキャッチはこれからつける.とりあえず,形状はこれでいいだろう.あまりゴチャゴチャ作りこんでしまうと,拳銃だけやたらと線画の多い部品になりそうなのが恐い.
アンドロイドの手は,どうにも気持ち悪かったのでバランスを調整しなおした.自分の手を見つつ,女性の手の写真を見ながら修正した.特に,指が長すぎたのと,先端に行くに従って細くなっていなかったのをなんとかした.自分自身の指はわりと関節がゴツくて太さが変わらないので,自分の手を見て作業すると女らしさがでないみたいだ…(当然といえば当然だけど.)
上が旧版で,下が新版である.元の手はデカすぎる上に指が長すぎていま見直すと相当にキモい…
今はウェイトペイントを修正して,指を曲げた時に指が痩せないようにしている.デフォルトのオートウェイトだと,どこもかしこもWeight値が1.0まで行っていなくて,曲げると潰れたストローみたいになってしまうのを何とかしている.ボーン追加まではしなくていいかな… こいつはあまり重くしたくない.
小型拳銃を作り始めた.弾薬は10✕20mm弾.そんなに細かくは作らないつもり.
外来語の取込み傾向
イジェール語は品詞によって語尾が制限されているため、外来語は制約の薄い名詞として取り込まれる事が多い。元々形容詞や副詞だったものは、イジェール語の制約に従って語尾が付与される。動詞は制約が多いため、そのまま動詞として取り込まれることは殆ど無い。
固有名詞ではない普通の単語は、アクセント位置を合わせるように調整されることが多い。聞こえ度の低い母音を削除したり、語尾にaを挿入して無理やり末尾から2つ目の母音にアクセント位置が来るように整える。一方で、固有名詞は綴りの正確さを重視して、発音は二の次になることがある。これは、一般名詞に比べて固有名詞の表記には規則性が求められるからである。しかし、固有名詞でもアクセント位置の調節が行われるものもあり、より人口に膾炙した表現が生き残る事になる。
例
- ru:уран→ur’ana「ウラニウム」
元の発音のアクセント位置がウラーンなので、aを挿入して調整。
- ru:Япония→Iapon’ia「日本」
元の発音のアクセント位置はイポーニヤだが、綴りを重視した結果イヤポニーヤになっている。
外来語の派生
元からイジェール語である名詞は性質や状態を表すものが多く、動詞への派生も名詞が性質を表すことを前提としている。このため、外来語にそのまま動詞語尾-eをつけて動詞化することは殆ど無い。一方で、記述詞は「~的な、~っぽい」という意味への派生が認められるため、-(i)nをつけて記述詞に派生することは多々ある。
国際音声記号との対応
太字の部分は本来イジェール語に存在しない音素であり、外来語を音写する際の参考音素を表記する。また、—の部分は調音が不可能であるとされている音素である。なお、必ずこの対応表に従うという保証はなく、語の流入経緯によって表記には揺れがあり得る。例えば、ドイツ語のrは発音を基にするとhに訳されやすいが、表記に引きずられてr’で導入されることがある。これは、日本語における「メリケン」と「アメリカン」の違いと似ている。
非円唇,円唇 |
前舌 |
中舌 |
後舌 |
狭 |
/i/,/u/ |
/i/,/u/ |
/u/,/u/ |
半狭 |
/e/,/u/ |
/e/,/u/ |
/u/,/o/ |
中央 |
/e/,/o/ |
/e/,/o/ |
/o/,/o/ |
半広 |
/e/,/e/ |
/e/,/a/ |
/o/,/o/ |
広 |
/a/,/a/ |
/a/,/a/ |
/a/,/a/ |
|
唇音 |
歯茎音 |
後部歯茎、硬口蓋音 |
軟口蓋音 |
破裂音 |
/p/,/b/ |
/t/,/d/ |
/t’/,/d’/ |
/k/,/g/ |
破擦音 |
/p/,/v/ |
/c/,/d’/ |
/t’/,/d’/ |
— |
鼻音 |
/m/ |
/n/ |
/n’/ |
/h/,/g/ |
摩擦音 |
/f/,/v/ |
/s/,/z/ |
/s’/,/z’/ |
/h/,/g/ |
ふるえ音 |
/f/ |
/r’/ |
— |
— |
はじき音 |
/f/ |
/r/ |
— |
— |
接近音 |
/w/ |
/r/ |
/y/ |
/h/ |
イジェール語の単語中の登場回数をまとめた.eが一番多いかとおもいきや,aの方が登場回数が多いのは意外だった.子音はk,s,n,rあたりが多い.濁音は連濁規則があるので,g,zはk,sに合わせて増えている.
作者の想像と,実際の姿には結構ズレがあるということがわかった.